タイトルどおりです。BPDになりました。
BPDってなんぞや、グーグル先生で調べてみると境界性パーソナリティ障害という単語がヒットしました。これのことではありません。それではまるで病んでしまった事の報告のようになってしまいます。
BPDはイタリアメーカーバッソのプレミアムディーラー、basso premium dealeの略です。
バッソを取り扱っているお店は多いのですが、BPDをやっているお店は全国でも50店舗くらいと少なく、三重県では当店が初めてとなります。
BPDになるとバッソのカーボンモデルの取り扱いが出来るようになります。
バッソのカーボンフレームは、なんと全て本国イタリアで生産されています。ハイエンドモデルのディアマンテSVは勿論、お値打ちカーボンロードのヴェンタもイタリア製なのです。
店頭展示車も用意しました。
香取慎吾さん主演のドラマ『家族のカタチ』で、香取さん演じる主人公の愛車として選ばれた自転車が、こちらのヴェンタでした(実際にドラマで使われていたヴェンタは別のカラーですが)。
このヴェンタ、105仕様で¥248,000(税抜)。お値打ちです。というのもこちらのヴェンタかつてはフレーム¥198,000(税抜)で売られており、完成車仕様は販売されていませんでした。お値打ちに組んでも30万円前後はする事を考えるとかなり良心的。
カムテール形状のダウンチューブにより空力性能に優れ、細めのシートステーで乗り味の良さも確保。
妥協を知らないエントリーカーボンロードです。
ミドルグレードのアストラ。
このカーボンフレームはオートクレーブで作られています。
オートクレーブ製法はフォーミュラーワンにも採用される技術なんですね。フォーミュラーワンとか言われても分かりにくいですね、F1です。
カーボンをオートクレーブ釜という大きな釜に入れてじっくりと過熱する製法です。
色々調べてみるとこの製法は完全に職人芸。妥協を知らないバッソらしいです。
12月に開催した試乗会でスタッフも試乗しましたが、とてもいいバイクでした。
漕いだ分だけ加速していく気持ちよさ。それでいて突き上げはうまくいなし、心地よい乗り味です。
多くのメーカーが生産拠点を台湾に移した中、メイドインイタリアにこだわる職人気質。
バッソのカーボンに乗っている人は少ないです。鈴鹿エンデューロといったイベントで見かけた事があるくらいです。
ですがとてもいいバイクなんです。
周りと被らない上質な自転車をお探しなら、是非バッソをご検討下さい。